大芋地区と市野々に暮らす人たち

旧村山家が建つ大芋地区市野々に暮らす、村山紳一さんにお話を伺いました。

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村山さんは、市野々を含む大芋地区の活性化を目的としたまちづくり協議会「大芋活性化委員会」の委員長をされています。市野々だけでなく、大芋地区のまちづくり活動に熱心に取り組まれており、人と人とがつながる仕組みづくりの仕掛け人です。

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市野々の概要

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市野々は大芋(おくも)地区に属し丹波篠山市の東部、京都府に接しています。地区の人口は750人、高齢化率は50%。その中で市野々は30世帯、約60人、高齢化率70%にもなるとのこと。子供が一人もおらず、中高年の人が地域を支えています。路線バスも3年前に廃止されました。

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市野々の人々と「かかし」

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最初のころは集落の入口だけにカカシを設置していたのですが今では村内の家々や田畑などいたるとこに置かれるようになりました。毎年だいたい10世帯がカカシ作りに参加しています。ご主人がカカシの骨格を作り、奥さんが服や顔を縫うなど世帯によって役割はまちまちですが、村を盛り上げる取り組みのひとつとして楽しんでやっています。バイカーが写真を撮りに来たり、遠方から見に来てくれる方々もいます。

3月に丹波篠山市の各所でひな祭りが催されるのですが、市野々も参画してフリーマケットや作家さんが製作した創作人形の展示などをしています。昨年は千人の来場者がありましたが、今年はコロナ禍で残念ながら直前に中止になりました。

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里山を守る活動

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7年ほど前から里山の整備保全に取り組んでいます。当初10人ほどが参加していたのですが、最近は高齢化で3人になってしまいました。

10年前に営農組合を設立し耕作が困難な世帯の田畑を預かり米や黒豆を生産しています。しかし営農組合も高齢化で年々人手不足になっています。繁忙期に村外に住んでいる子供たちや親族が手伝いに来てくれますがそれでもなかなか厳しい状態になってきています。移住された方で米作りや黒豆など農業に参加したいと希望があれば営農組合が管理する田畑をお貸し出来るかもしれません。

近年ますます地域が高齢化して弱体化しています。耕作放棄地も増えています。

今年4月、4年前に廃校になった旧大芋小学校が宿泊施設「泊まれる学校おくも村」として開村しました。コロナ禍で一時休業しましたが6月から再開、お陰様ですでに600人の予約が入っており、9月まではは満室と幸先いいスタートを切れました。泊まれる学校おくも村を起点にどう地域の活性化につなげられるか模索しているところです。

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旧村山家を活用してくださる方へ

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農業をしたい方は相談に乗ります。営農組合の農作業を手伝ってもらえれば嬉しいです。地域の農業の担い手が高齢化して人手が不足しています。大歓迎です。

あまり求めてばかりではいけないのですが、是非移住を考えている方は地域づくりに楽しんで参加して欲しい、新しい風を入れて欲しいと思います。

泊まれる学校おくも村に今度屋外バーベキューをするための東屋を地域の有志で作ろうと計画しています。その製作の中心的人物は実は移住者なんです。その方は里山保全の活動にも参加いただいており、山の知識は元から住んでいる住民より豊富で逆に教えられるほどです。

地域づくりの根底にあるものは「人」だと思います。是非、私たちと力を合わせて魅力ある地域、風土を作っていければと思います。

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村山さんのお気に入りの場所

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最近、朝起きて近くの田んぼや山々の風景がとても清々しい。こうべを垂れだした稲穂、青々とした緑、爽やかな青い空、70年ここに住んできましたが、特に最近そう感じます。
夕暮れのひぐらしが鳴く音や夕日に染まる空もなんともいえず心地よい。世の中コロナ禍ですが、ここには開放感があります。

夏でも夕方から朝方にかけては涼しい。特に朝5時ごろは肌寒いくらい。

泊まれる学校おくも村周辺だけでなく、ここ市野々でも蛍がたくさん見られますし、川には魚が泳いでいます。この前阪神間から来た家族連れが川で魚取りをしていました。ああ、こういう楽しみかたもあるのだなと改めて感じました。

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大芋地区に暮らす人たち

大芋地区には、どんな方々が暮らしているのでしょうか?みなさんの想いを、ちょっと聞いてみました。